ニッポン縦断
7月30日(日)晴れ、気温28℃
新たなる試みもあらわれる
東京→箕輪(長野県)→刈谷(愛知県)
▲談合坂SAにて |
朝、7時半東京を出発。今回のチャレンジを手伝っている友人(伊藤、坂森)を都内でピックアップして中央高速で長野を目指す。途中、談合坂サービスエリアで休憩。派手なカラーリングのせいか、この車はなんだろう? というような顔をして立ち止まる人が多い。バイオディーゼルが一般の人にどれほど認知されているのか興味深いところだ。
中央道は交通量が多く山道が続くが、3名乗車となっても車の流れに遅れるようなパワー不足は感じない。むしろ加速もスムースで力強いと言っていいくらいだ。
12時頃、今日の目的地、長野県箕輪町の株式会社エムアイテックに到着。環境関連材料分野でユニークな事業を行っているこの会社、日本ではまだ少ない添加剤方式のバイオディーゼルの研究開発を進めているということで立ち寄らせていただいた。
(写真上)技術部の井上芳樹さんが軽油とBDFを混合するデモをしてくれた (写真右)竹田さん(左)と井上さん(右)から添加剤について説明を受ける |
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アスファルトの凍結防止剤を作る大型プラントの前で説明をする竹田さん |
BDFを使って世界一周するには、BDFが普及していない地域での原料調達とその精製方法が大きな焦点となってくる。その意味で簡単かつ短時間にBDFを作り出すこの技術は、旅の実現の可能性をさらに広げてくれるかもしれない。
旅好きで挑戦することが大好きな竹田さん。このバイオディーゼルチャレンジの主旨にも賛同していただき「今後より幅広い条件や原料に対応できる添加剤方式についても研究していきましょう」と、力強い言葉をいただいた。
▲長野から中央高速で愛知県へ向けて走行中 |
本日の走行距離 455km
<つづく>