パリダカ出場準備
2006年12月26日(火)
オフロードコースでテスト走行
朝からパリの西部約70kmにあるテストコース「ドゥメイン・ドゥ・ギャリシェ」でマシンのシェークダウンを行った。
僕のチームは全部で3台(ランクル100)がレースに出場するがメカニックを乗せたアシスタントカー(ランクル100)3台、そして2台のアシスタントカミオン(トラック)に1台のレーシングカミオン(選手と同じように競技車両 としてコース上を走り我々3台をサポートするトラック)が 走る総勢28名のチームだ。3台とも市販車無改造クラス・ディーゼル部門にエントリーしている。そのうちバイオディーゼル燃料とバイオプラスチックを使って走るのは僕の1台だけ。
すべてのメンバーが一同に会するのはこの日が 初めてだ。天気が悪く少し雨がぱらつく天気だったが 記念写真を撮ったあとコースを走る。
コースは丘陵地帯で逆バンクあり、アップダウンがありの比較的固めの路面だった。ラリー用に用意されたサスペンションは信じられないほど路面をよくつかんで走ってくれ走るのが楽しくなってしまう。しかし、ここでマシンは壊してはいけない。もちろん押さえ気味に走ったのはいうまでもない。メカニック達は笑顔だがきっと心配なのだろうな、と脳裏をよぎる。
ある程度周回したら今度は交代でナビの席に日本人メカニックを乗せってもらって実体験をしてもらうことにした。 メカニックは整備してくれるが、車に乗る体験は なかなかできないもの。今のうちに車の動きやフィーリングを 味わってもらうチャンスだ。
テスト走行の後、チーム全員が介してチームブリーフィングが行われた。全員、ダカールを目指していい仕事をしようと意識がたかまりみんなと握手を交わした。
これからが楽しみだ。しかし、ドライバーとしては1年生だ。監督、そしてメカニックのみんな、どうぞよろしく!